大峰 釈迦ヶ岳 前鬼川


大峰 釈迦ヶ岳 前鬼川 沢登り
日時:2016年6月11日(土)
自主山行
メンバー:CLひらちゃん、SLのぐっつぁん、ニンニン、カンチェラーラ(記)

コースタイム:9:30登山口駐車場→9:35入沢→9:50本流出合→10:45 2段10m→11:45箱状廊下→12:20水垢離場13:00→14:20登山口駐車場

大峰山系の前鬼川へ沢登りに行ってきた。この沢は水の透明度が高いこと、遡行が難しくないことで初心者でも楽しめる沢として関西では人気の沢である。
9:00登山口駐車場に車を停める。駐車場にはすでに出発したであろう車が3台、我々の準備中に1台来て山ガールが準備を始めた。その脇を装備をガチャガチャさせ登山口ではなく川へ下る道へ向かう我々を好奇の目で見送られつつ颯爽と出発し、9:35入渓する。

入渓点から少し下降し本流出合いから本流を遡行開始する。しばらくゴーロを行くと2m程度の滝と釜が現れる。ひらちゃん躊躇なくザバザバ釜を突破。自分は朝から水に入るのは避けたいと思い縁をへつるがあえなくドボンとなった。その後も小さい滝が現れるたび何故そこを行くとばかりひらちゃん滝芯に突っ込む。よっぽど水に入りたいようだ。

10:45 2段10mの滝。滝壺は見事なブルーで滝の水量も豊富で迫力がある。ここは左岸の泥っぽい斜面に取り付く。各所に立ち木や根がありホールドはあるものの、ここを下降するのであればロープを出すか懸垂したいなあと話しながら高巻きし、滝の落ち口に降りた。

その後100mはあろう長いナメが現れ滑りやすい足元に注意しながらどんどん進む。

やがて谷が大きく開け6m滝が現れる。ここは右岸の踏み跡を高巻き先へ進むと見事な箱状のブルーの廊下が出現。これは大量の湧水が地下から流入してくるためこれだけ澄んだ水になっているそうだ。

12:20水垢離場に到着。3mのスライダー状の滝とエメラルドグリーンの釜が美しい。ここは滑る所だろうと思うが何故か皆釜にダイブする。どうも皆、ダイブのチャンスを探していたようだ。散々遊んだあと、ダイブで濡れた体を岩の上で乾かしつつ昼食休憩とし、13:00ここで遡行終了とした。

川を横切る登山道を下山路として14:20駐車場に到着した。
関東にはデート沢なるジャンルの沢が存在する。遡行難度が高くなく景観、雰囲気の良い沢のことを誰が言い出したわけではなくそう呼ばれているそうである。この前鬼川はまさしくデート沢にふさわしい条件を備えた美渓で遡行したメンバーは皆大満足であった。

ヒル:水垢離場~林道終点の登山道にいた
フリクション:ヌメっていて滑りやすい箇所多数あり

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